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Volcano Lovers

ボルケーノ・ラヴァーズ展 開催記念スペシャル・エディション作品

ハラルデュール・ヨンソン & 齋木克裕
“Volcano Lovers – Anatomy of Feelings”

Frame Size: 12-3/4 x 20-3/4 inches (32.5cm x 52.7cm)
C-print and Drawing with custome frame
Edition of 7 Each
$1,500 Each / $4,000 for set of 3

edition1
Volcano Lovers
Anatomy of Feelings 109
edition2
Volcano Lovers
Anatomy of Feelings 208
edition3
Volcano Lovers
Anatomy of Feelings 307

ボルケーノ・ラヴァーズ展実行委員会は、本展の開催を記念し、出展作家であるアイスランド人のハラルデュール・ヨンソン、そして日本人の斎木克裕の協力のもと、スペシャル・エディソン作品「Volcano Lovers – Anatomy of Feelings 」を制作しました。

今回の作品のヒントとなったのは、キューバ出身のフェリックス・ゴンザレス=トレスの作品「Untitled(Perfect Lovers)」です。

perfectlovers

2つのまったく同じ電池式時計が、隣り合い、同じ時を刻むというこの作品は、1991年、作家のパートナーがHIV陽性の診断を受けた直後に作られたものです。秒針さえも完全にシンクロしている2つの時計。しかし時が経つにつれてその歩みにずれが生じ、やがてどちらかが先に止まってしまう──この作品は、人間関係や死、そして目に見えない時の流れへの悲しみを、ポエティックに描き出しています。

ボルケーノ・ラヴァーズ展は、地球が生まれる場所であるアイスランドと、地球が消滅する場所である日本の作家によるグループ展であり、今回のエディション作品は、「Perfect Lovers」にヒントを得た、両国出身の2人の作家によって生まれました。

斎木克裕は、空や山など、自然を写した写真イメージの中にモダンな要素を見いだし、それを切り取った作品を作り続けています。一方、ハラルデュール・ヨンソンは、言葉に落とし込まれる前の人間の感情、感情の生成の瞬間をエモーショナル・ドローイング(Emotional Drawing)で表現し続けています。

今回、ヨンソンは斎木の写真作品から3つのイメージを選び、そのとき抱いた感情をテーマに、エモーショナル・ドローイングをつくりました。斎木作品とヨンソン作品を、隣り合う円形のウインドウマットの中に収め、カスタムフレームを設置しています。

本作品販売による収益は、展示実現のためのファンドレイジングとさせていただきます。作品をご購入くださった方は、協力者としてお名前を展示カタログに表記させていただく予定です。

購入を希望される方は、info@volcanolovers.net までご連絡ください。

皆様からのご協力をお待ちしております。

渡辺真也&ビルタ・グジョ-ンスドッティル